代表メッセージ
Message
━━
私たちは、「親孝行」を行動指針としています。また、利用者様が自分らしく、生き生きと暮らせるようにサポートすることを使命としてきました。
高齢化の進行、慢性的な人手不足といった介護・福祉業界の課題に直面する中で、私たちは「ヘルパーファースト」の文化を軸に、スタッフの笑顔とやりがいが質の高いサービスにつながることを信念として運営しています。
私たちは、DXを通じて、現場の業務負担を軽減し、スタッフがより安心して働ける環境を整えるとともに、利用者に対して質の高いサービスを継続的に提供できる体制を実現します。
また、デジタル技術の活用により、地域のニーズや利用者の状況を把握し、よりきめ細やかで先回りしたサービスの提供を目指します。
DXの推進により、働きやすさの最大化と地域社会への貢献、そして利用者に選ばれる企業となることを目指します。
私自身、経営トップとしてDX推進の旗振り役を務め、現場の声を反映しながら進めることを約束します。投資は未来への投資と位置づけ、進捗や課題は透明性をもって従業員に共有し、改善を継続する文化を醸成します。
私たちは「心ある福祉」を軸に、デジタル技術をスタッフの負担軽減と利用者の安心を支えるために活用し、持続的な価値提供を実現してまいります。DXを通じて、私たちはこれからも地域社会に貢献し、選ばれ続ける企業であり続けます。
代表社員 中西俊勝
DXビジョン:「心ある福祉×デジタル」
Vision
━━
すべてのスタッフがデジタルツールを自然に使いこなし、記録や報告、スケジュール管理がスムーズに行えるようになれば、現場は本当に大切なケアに集中できます。AIやデータ分析を活用することで、利用者一人ひとりの健康状態や生活習慣に寄り添ったケアを提案し、転倒や体調変化といったリスクを未然に防ぐことも可能になります。
法改正や地域ニーズの変化にも素早く対応できる柔軟な業務プロセスと組織体制を整え、チーム単位で現場主導の改善を進めます。将来、医療機関や行政とのデータ連携を通じて、地域の高齢者や障がい者を支える包括的なケアネットワークを育てていきます。
また、DXを推進することで、スタッフの負担を減らし、働きやすさを高め、従業員の夢や目標の実現を支える環境を整えます。そのために社員一人ひとりのキャリア形成を応援し、やりがいや自己実現を感じられる職場を目指します。介護にプラスアルファをしたサービスなど、新しい価値の提供を通じて地域に貢献しながら、業務効率化による利益改善やブランド価値の向上も実現していきます。
私たちはDXを経営戦略の中核に据え、「心ある福祉」を軸にした持続可能なサービス提供を継続します。そして、10年後には全従業員がデジタル活用を前提に利用者と向き合い、地域から信頼される包括的ケアネットワークを構築し、社員も利用者も生き生きと活動できる会社を実現することを目指します。
当社のDX課題認識と戦略
Challenges & Strategy
━━
当社のDX課題認識
- 行政手続きによる紙文化の制約の中でのデジタル化
- システム(カイポケ)の高度活用不足
- データ利活用の遅れ
- 文書管理のアナログ性
DX戦略
- 当社のデジタル化を進め、全体最適化された業務運営を実現します。
- データに基づき、迅速かつ正確な意思決定が可能な体制を構築します。
- 効率化とサービス向上を両立し、社員の働きやすさと顧客満足度を高めます。
- 将来的にデジタルを活用した新サービスや収益機会を創出します。
戦略1. 紙業務のデジタル化・文書管理改革
戦略2. データ活用・ダッシュボード整備
戦略3. 現場DX教育・デジタルリテラシー向上
戦略4. 業務プロセスの標準化・自動化
具体施策
- 文書テンプレートをGoogleフォームやkintoneなどを活用し、情報を収集・データベース化する
- 書類の電子署名・押印フロー導入
- 既存の紙資料はスキャンし、クラウド保管。原本は廃棄または外部保管サービスを利用
- PC FAX導入を検討。受信FAXをPCで確認し、不要な広告FAXをブロックする
- 電子データのバックアップ導入
- 介護基幹システムの稼働データ・利用者データを整理してダッシュボード化
- 介護基幹システムの勤怠管理を活用したシフト最適化・ケア品質モニタリング
- スマートフォンで簡易フィードバック(お褒めの言葉など)を表示する仕組み
- 月次・年次の統計データの自動生成
- 動画研修+OJTで報告書・計画書作成をデジタル化
- データ分析研修、ダッシュボード活用研修などを実施
- 改善提案の簡易投稿フォームを導入し、現場の気づきを可視化
- 紙→デジタル、Excel→カイポケの二重入力排除
- 定型業務の自動化(入力補助・データ集計)
- 中長期的にAI導入による業務最適化を検討
DX推進体制
DX Promotion Structure
━━
当社は小規模企業である特性を踏まえ、専任部署を設置するのではなく、経営主導のもと、現場を巻き込んだDX推進体制と外部連携により、継続的にDXを推進します。
人材育成
HR Development
━━
当社では、DXを推進するにあたり、DX人材育成を重要な経営課題の一つとして位置付けています。DXを継続的に推進するため、人材を「DX推進人材」「DX利活用人材」に整理し、それぞれの役割に応じた育成計画を策定します。
DX推進人材の育成計画
育成にあたっては、eラーニング等を活用し、以下のような内容を段階的に学習できる環境を整えます。
- データ活用の基礎(データの見方・使い方)
- データ分析の考え方(集計・可視化・傾向把握)
高度な分析スキルの習得を目的とするのではなく、データを根拠に業務改善や判断ができる状態を目指すものとします。
DX利活用人材の育成計画
全従業員をDX利活用人材として位置付け、基礎的な教育を実施します。教育内容は、以下のような実務に直結する内容を中心とします。
- DXとは何か、なぜ自社でDXに取り組むのかという基本的な理解
- 使用するツールの操作方法(LINEWORKS等の活用によるコミュニケーション円滑化など)
- デジタル化により自らの業務がどう変わるかについての意識づけ
介護DX推進人材育成支援事業の活用
当社では、DX認定における人材育成の実効性を高めるため、東京都の「介護DX推進人材育成支援事業」を活用し、計画的かつ継続的なDX人材育成を実施します。
戦略の達成状況に係る指標
Key Performance Indicators
━━
| 紙業務削減率 | 紙の使用量30%削減 |
|---|---|
| 業務デジタル化率 | 30% |
| 総残業時間削減率 | 残業ゼロを目指す |
| ケア品質 | ヒヤリハット・クレーム件数 10~20%減 |
| 改善提案件数 | 月5件以上 |
| 従業員・利用者満足度 | 新規調査導入、改善への反映 |
| 定着率(離職率) | 定着率増加目標設定(離職率減少目標設定) |
| 新規事業・新サービス開発 | 新規事業、新サービスを1つ以上開発する |
ITシステム活用・サイバーセキュリティ対策
IT & Security
━━
ITシステム・デジタル技術活用環境の整備
人材不足や業務負担増加といった業界課題に対応し、業務効率化とサービス品質向上を両立させるため、以下のような環境整備を進めています。
- インフラ・情報基盤の整備(クラウドストレージ/複合機ペーパーレス化/データクラウド保存など)
- 業務基盤の整備(介護事業者向け基幹システム「カイポケ」による一元管理など)
- コミュニケーション基盤の整備(LINEを活用したスタッフ間の迅速な情報共有など)
サイバーセキュリティ対策
当社はサイバーセキュリティ対策の基礎として、「SECURITY ACTION 二つ星」を取得し、「最低限やるべき守り」を経営として認識・実行している状態を整えています。これを基盤とし、情報セキュリティ基本方針の共有、教育の実施、ウイルス・アクセス対策、パスワード管理のルール化など、DXの進展に合わせた対策を段階的に実施してまいります。